転勤族妻の軌跡④

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関西で時短でゆる~くいい感じに働いていた頃、突如また転勤の内示がでました。今度は九州。私はソッコーで上司に転勤ができないか相談しました。でも地方は営業店が小さくスタッフの空きも出にくいのもあるので、無理だろうなと。そして転勤後すぐに保育園に入れるとも思えないし。これは今度こそ退職になるだろうなと。予想は的中で、今回は空きがないから席を作ってあげられない、との事でした。保育園も並行して電話して探してみましたが、何せ土地勘がない中探しても得られる情報はほんのわずかで、入れる保育園などありませんでした。

でもその時は、東京から関西への転勤の時ほど悲しい気持ちはありませんでした。実は私の育休中に大きな組織変更と大量のリストラが行われていました。でも私は育休中だったのでリストラのリストからは外れていて、部署異動で済んだそうです。東京から関西へ転勤させてくれた恩人の上司には「守ってあげられなくてごめんね」と謝られたのですが、とんでもない!大阪に来られただけでも大感謝でした。ですので、夫の転勤が決まり、私の退職も決まり、心をリセットして九州へ日帰り家探しを決行しました。

転勤族妻は、キャリアがその都度リセットされ、働きたい方は保育園探しと就活をゼロからしないといけなかったり、かなり体力が必要です。でも働くことが好きなので、新天地へ行ってもまたすぐに働こうと考えていました。

ですが、引越しを終えた3日後、吐き気が…。あれ、生理も遅れてるけどたぶんこれは引越しのストレスから遅れているだけ、まさかな…と思いながら妊娠検査薬をしてみたら、見事陽性の線が‼その年は働くことは諦めた…つもりでした。

転勤先での仕事については、また次回お話しさせていただければと思います。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。